再復活!ローライコード4
2008年 04月 19日
ワタシの愛器 ローライコード が帰ってきました!
「あれ?復活してたんじゃ?」
って方もいますよね・・・実は一度は復活したんですが、
残念なことに、整備したはずのローライコードに整備不良が見つかり
再び入院をしていました(>_<)
詳しいことはここでは書けませんが、
ズバリ言ってしまえば
「修理に出したのに、壊されて帰ってきた」
ということです。
もちろん、その後のやり取りは大変でした。
散々でしたもん(>_<)
ですが、修理業者との直接対話をする時間を持ち、
修理業者の言い分、ワタシの言い分をしっかり話し合い、
修理業者の真摯な対応もあり、
ワタシも「怒る」というよりは、しっかり「注意」してきまして、
お互いに大人な対応で切り抜けてきました。
そして、元に戻せなかった部品もあることながら、
めでたく?一応?手元に戻ってきた、そんな感じです。
ちなみに戻せなかった部品はコレ↓
フレネルレンズってヤツらしいです。
ワタシもまったく知らなかったので、多少調べてみました。
なお、調べるにあたり、ワタシがいつもいつもお世話になっている
『二眼里程標』さんの「二眼入門」の「用語」を
見させて頂き、調べる突破口を見い出すことが出来ました!
いつもありがとうございますm(__)m
二眼レフのファインダーは、古いものに関しては見にくいものらしいんですが、
この見にくさを改善するために、フレネルレンズを使うようです。
フレネルレンズをスクリーンの下に装着することで
フレネルレンズが持つ集光効果によって、光を隅々まで拡散し、
その結果、ファインダーが見やすくなって撮りやすい!と。
ワタシのローライコードに装着されていたフレネルレンズは、
中央が丸くなっていて普通に見えるんですが
その周辺全体が、集光効果をもたらす様で、
パソコンの画面に向けてみると・・・↓
で、ワタシの持つローライコードになぜ装着されていたのか?
もちろん、ワタシが装着したものではなく、
ワタシの前の所有者は、ワタシの友人の奥様なんですが、
ずっと使っていなかったそうなので、
その奥様が、このフレネルレンズを取り付けたわけもなく・・・
その前の所有者か、もっと前の所有者なのかはわかりませんが、
誰かが装着したフレネルレンズなわけです。
しかも、ワタシのローライコードに装着されていたフレネルレンズは
純正品ではない上に、無理矢理に装着をされていたらしく、
最初の修理に出した際に、修理業者がスクリーンにゴミを発見したため
良かれと思ってスクリーンを取り外した際に(スクリーンを外して掃除!まで注文してないし!)
このフレネルレンズが外れてしまい、その結果・・・
プロ「元に戻せなくなった」・・・と。
ワタシ「壊したっていうんじゃ?」・・・と。
っていうか・・・
ワタシ「修理のプロなんだから直せよ!」・・・と。
この「壊された」という結果については、
もう少し事情があるんですけどね。
ま、終わったことなので、もう書きません。
言いたいことは全て言いましたし、修理業者も謝ってましたし。
「許す」なんて偉そうなことではないけど、
もう終わったことなので、自分の中では解決してます。
ちなみに、時間も光の量も違うんですが、
まだ修理に出す前に、ファインダーから見える感じを撮ったものがコレ↓
で、修理から帰ってきて、戻せなくなってしまったフレネルレンズが
取り外された状態で、ファインダーから見える感じを撮ったものがコレ↓
どうでしょうか?
やっぱり違うような感じがしますね。
確かに以前に比べて、かなり見にくくなりました。特に隅っこの方が。
晴れた日の屋外なんかだとその違いはないのかもしれませんが、
屋内ともなると、その差は歴然のようです。
ワタシ個人としては、このままフレネルレンズのない状態で使い続けてみて
それでも以前の状態が恋しくなったら、
またフレネルレンズを装着するために奔走しようかと思っています(^^ゞ
by kichigen-cafe
| 2008-04-19 00:13
| photo & Rolleicord Ⅳ