第5章 森に会いに・・・ ヘルシンキを闊歩する
2007年 11月 09日
第4章を読んでから、是非この続き第5章をどうぞ・・・
朝早くにホテル(というかコテージ)を出る予定だったため
早朝に起床!狙いはもちろん、朝焼け!!
・・・と思ったら、残念な曇り空・・・
仕方なく着々とチェックアウトの準備を進める我ら・・・
ちなみにこの日は9時のロバニエミ発の飛行機に乗り、
ヘルシンキに行く予定としていたため、
7時30分にはチェックアウト。
このチェックアウト時間は、最初にここに到着したときに、
ホテルの無愛想な女性に伝えたところ、
「部屋はオートロックだから、鍵を室内に残したまま、勝手に帰ってもいいよ」
とのこと。
それって、チェックアウトっていうのか!?
こうしてロバニエミの空港に無事到着し、いざヘルシンキへ!!!
ロバニエミではオーロラこそ観る事が出来ず、ホテルには散々な目に遭ったけど
それでも素晴らしい朝焼けに初雪、満点の星空に広大な森と湖・・・
これを自分の目で見る事が出来ただけでも幸せな時間でした!
ロバニエミからヘルシンキへと向かう飛行機
日本国内では見られないことなんですが、なんと自由席!
なので、早く搭乗した人から自由に座っていくわけです!
で、ここで奥サンが一言
「(今は曇り空だけど、雲より上に出れば)朝日が見れるかもだよ!
だから東の空が見れるほうに乗ろう!」
と。
なるほど!ごもっともなご意見で!
そんなわけで座った席は東の空を望むことの出来る窓際の席へ!
飛行機の高度はぐんぐん上がり、そして雲を突き抜けたら・・・!!!
奥サンの思惑通り、見事な朝日を見ることが出来ました!↓
ロバニエミでは悲しくなるほどの曇り空だったものが、
ヘルシンキに着くと、笑顔にさせる晴天でした!日頃の行いの良さってもんです!↓
荷物を置くためホテルを目指してバスに乗り込むと、
かなり大型バスの運転手さんはカッコイイおばさんでした!
何がカッコイイかって、着ている服装が紫で(ここまでは普通)
両手の全ての指には豪快な指輪!親指から小指まで、両手10本の指全部に!
一見めちゃめちゃ怖そうに見えるけど、ホテルの場所などを教えてくれる、
とっても優しい優しいおばさんでした!
チェックインしたホテルは
『スカンディック コンチネンタル ヘルシンキ』
ヘルシンキの街の中心からは約1キロほど離れていますが、
室内はキレイなもんでした!
なんたって、ロバニエミではコテージでしたからね、
普通のホテルがなんとも嬉しかった!
荷物を置いて一息ついてから、昼食を食べるために外へ!
外へ出ると、ロバニエミほどではないにしろ、清々しい感じの寒さに包まれて
空気がやっぱり美味しい!!首都なのに空気が美味しくて、緑が多いのはさすがです!
しかも、ホテルの前には池?のある大きな公園!
そしてその公園の樹木はすっかり紅葉しているぢゃないか!!!
まさに黄色の絨毯状態でした!↓
もうこうなったら写真を撮りまくるしかない!
夢中でシャッター切りまくってました!
公園で散歩している子供がかわいいの!↓
欧米人の子供ってなんでこうもかわいいんすかね~!
紅葉を撮りつつ、子供を撮って、お昼のことなんてすっかり忘れてた二人・・・
写真を撮り終えて一息ついたら、お昼のことを思い出し、
思い出したら一気にお腹が減ってしまって、お店を探す元気と余裕もなくなり、
ヘルシンキ中央駅内にあるフィンランドでは有名なカフェ
『ROBERT‘S COFFEE』へ
ここでホットカフェラテと、ハムとチーズクロワッサン?を注文!
そしたら、これがすっごい美味しいの!
また食べたくなるほどの美味さ!
写真はありません、だって写真を撮る前に一気に食べてしまいましたもん(笑)
めちゃめちゃ軽い昼食を食べた後には行く場所を決めてました!
フィンランドと言えば 北欧家具や北欧雑貨、北欧食器など、
デザインの素晴らしいブランドがたっくさんある!
その中でも、イッタラやアラビアは有名なところ!
そのアラビアのB級品を取り扱う、アラビア直営のお店があるってんで
これは行かねば!!!と狙いを定めてました!
街中を走るトラムに乗り込み走ること約30分、アラビアに到着~ ↓
思ったよりも安い商品は無かったのと、
ワレモノなんで持って帰るのが大変!ということもあって、
厳選に厳選を重ねた結果、グラス5個を購入!
はっきり言って、この買い物はお値打ちでした!
再びトラムに乗ってヘルシンキ中央に戻ってきた我々は、
ヘルシンキの街を散策することに!
行きたいお店は山ほどもあったんですが、この日は日曜日。
日曜日だと、当然のようにお店は閉まっちゃうんですよね!
昔の日本のお正月のごとく。
なので、この日は街中にある、開いているデパートやスーパーマーケットなどに!↓
イタリアでもそうだったんですが、
やっぱりヨーロッパの国々は美しい!
石畳の道路は、重厚な歴史を思わせてくれるし、
石造りの建物群は、日本では見ることの出来ない景色に圧倒されます・・・
道路にはトラムが走るための線路(レール?)が敷かれ、
トラム用の電線が張り巡らされ、走る車の多くが高級車で、
闊歩する人々は、大阪や東京のように多くなくていい感じ。
そんなフィンランド・ヘルシンキの街が夕日に染まる・・・↓
ヘルシンキの街中をめちゃめちゃ歩きまくった我々には
既に通常の思考能力は無くなっており、
晩御飯を食べるためのお店を探すだけの気力も、
閃きもなくなってしまっていた・・・
これが大きな失敗だった・・・
なぜなら翌朝見直したガイドブックには、行きたい!と思わせるお店で
しかも日曜日でも遅くまで開いているお店があったから。
あのとき、まともな思考能力さえ残っていればガイドブックを見直したものを・・・
悔やまれて仕方ないところです。
あ、でも、ホテルに帰ってきてから、1階にあるバーで食べた晩御飯は美味しかった!
思考能力がなかったので写真は撮っていませんが、
フォークとナイフで食べる、大きなハンバーガーでした!
大きすぎて手で持ってかぶりつくことが出来ないほどのボリュームで
とっても美味しく頂戴しました!
食べたら眠くなる、それが人ってもんです!
奥サンは部屋に戻り次第バタンキューで、ベッドに倒れこんでしまう始末。
ワタシまでも同じようなことをしてしまうところでしたが、
残る気力を振り絞り、先に風呂へ
もちろん、突然水が出る!なんてこともなく、気持ちよく風呂を上がると
奥サンは寝てしまってました。
相当疲れていたんでしょうね・・・そのまま寝かせてあげることにして、
ワタシも就寝・・・
ヘルシンキ初日の夜は更けてゆく・・・
by kichigen-cafe
| 2007-11-09 23:12
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